チームリーダーが取りまとめた特集テーマがアグリバイオ誌2021年1月号に掲載されました

持続可能な農業を実現するためには環境保全と食料生産の両立が必須であり、植物微生物学からの貢献が期待されています。近年の技術進歩により、植物微生物研究は植物科学及び農学分野で大きな潮流の一つとなっております。そこで今回の特集テーマでは、若手中堅研究者で構成されたコミュニティー内で議論を重ね、本学術分野でホットトピックスを俯瞰できる構成にしました。さらに将来の日本の植物微生物学を担う新進気鋭の研究者に各論の執筆を担当していただきました。本特集号により植物微生物学の“今”を知っていただき、新たな行動を始めるきっかけになれば幸いです。

総論 日本らしい植物微生物学/市橋 泰範
植物微生物叢の学術研究のトレンド/登 達也・中野 亮平
土壌圏の新たな微生物生態をあぶり出すメタトランスクリプトーム解析/増田 曜子・伊藤 英臣
植物微生物学の培養技術の現状と展望/菅野 学・佐藤 匠・亀岡 啓
土壌・植物微生物叢の中で行われるマメ科植物の根粒共生/川原田 泰之
植物病理学分野における土壌・植物微生物研究の現状と病害防除への応用展開/清水 将文

アグリバイオ 2021年1月号はこちら:
http://hokuryukan-ns.co.jp/cms/books/%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%80%802021%E5%B9%B41%E6%9C%88%E5%8F%B7/

チームリーダー
市橋 泰範
Yasunori Ichihashi