コラム

多数決でオミクスを読む!Scientific Reports誌に論文が掲載されました

私たちの研究成果に関するプレスリリースを発表しました。今回の研究で特に注目いただきたいのは、筆頭著者である小泉さんの「多数決による意思決定」をオミクスデータ解析に応用するという、斬新なアイデアです。多量のデータが得られる…

文化と研究が交差する場所で—ベトナム出張報告

10月13日から17日まで、コーヒー研究プロジェクト(植物研究拠点アライアンス プラチナ枠共同研究課題)でベトナム出張に行ってきました。本研究プロジェクトの目標は、ベトナムで多く生産されるロブスタ種の品質向上に資する要因…

深海微生物の共同研究についてiScience誌に論文が掲載されました

北海道大学の澤辺先生・美野先生・土屋さんの深海微生物を対象にした研究がiScience誌に発表されました。本チームの大熊さんと藤原さんがトランスクリプトームデータの統計解析(エンリッチメント解析やPath分析)でサポート…

水田生態系デジタル化プロジェクトの紹介記事がNature誌に掲載されました

2024年9月12日付で、Natureオンライン版にKOME-DOKORO COI-NEXT(研究代表:長岡技術科学大学 小笠原渉教授)の研究内容・成果を紹介する記事が掲載されました。本プロジェクトは、新潟の豊かな資源と…

土壌揮発性有機化合物についてScientific Reports誌に論文が掲載されました

ダイズ圃場の土壌揮発性有機化合物(VOC)のプロファイルを3年間にわたって分析し、土壌の状態の評価指標としての可能性を検討しました。その結果、土壌VOCプロファイルは土壌関連の網羅的なデータセットと強い相関を示し、有効な…

市橋チームリーダーの取材記事が公開されました

研究現場で活躍するフロントランナーを取材する「研究最前線」に、市橋チームリーダーのインタビュー記事が公開されました。 研究への取り組みや今後のビジョンについて詳しく語られています。 クローズアップ科学道2024の記事はこ…

未来の学術研究について考えてみた

今後20~30年頃まで先を見通した学術振興の「グランドビジョン」を示すため、日本学術会議により「未来の学術振興構想(2023年版)」が策定されました。私も中長期研究戦略 No.22「顧みられない未利用種(NUS)の遺伝的…

ソラマメの寄生植物に対するトランスクリプトームについてPLOS ONE誌に論文が掲載されました

寄生植物(Orobanche foetida)によるソラマメ(Vicia faba)の被害がチュニジアで問題となっています。今回チュニジアの研究者と共同で寄生植物に耐性を持つ系統と持たない系統を使って、寄生植物に感染され…

ヨーロッパ出張で感じたこと

2023年12月10日から17日までムーンショットプロジェクトの用務としてオランダ、ベルギー、ドイツに出張しました。メインのイベントは、13日にベルギーブリュッセルで開催された5th Waseda Brussels Co…

農業デジタルツインによるグリーントランスフォーメーションについてアグリバイオ誌2024年1月号に掲載されました

新年明けましておめでとうございます。 2024年1月4日に出版されたアグリバイオ最新号の特集の一つに、私たちの研究活動についてまとめた総説論文が掲載されました。農業分野でのグリーントランスフォーメーション(通称、GX)が…