Frontiers in Plant Science誌で農業生態系のリサーチトピックが始まります

Frontiers in Plant Science誌にて「Unlocking the Diversity and Potential of Plant Microbiomes in Agroecosystems」という農業生態系に関するリサーチトピックが始まります。エディターの一人として市橋チームリーダーも参加しております。
関連する研究をされている方はぜひ投稿をご検討ください。原著論文でも総説論文でも受け付けております。

詳しくはこちら:
https://www.frontiersin.org/research-topics/46651/unlocking-the-diversity-and-potential-of-plant-microbiomes-in-agroecosystems?utm_source=F-RTM&utm_medium=TED1&utm_campaign=PRD_TED1_T1_RT-TITLE

アシスタント
南部 真夕
Mayu Nanbu

理研筑波地区の一般公開が10月15日(土)に開催されます

今年の一般公開は現地参加とオンライン参加のハイブリッド開催となります。
どちらもお子様から大人の方まで楽しめる内容となっていますので、是非ご参加ください!

なお、現地参加は申込みが必要となります。
事前申込受付期間:2022年9月18日まで

理研筑波地区一般公開特設ウェブサイトはこちら:
https://openday-tsukuba.riken.jp/

アシスタント
南部 真夕
Mayu Nanbu

植物の形質転換効率を上げる化学物質を発見!Plant Biotechnology誌に論文が掲載されました

アグロバクテリウムを使った植物形質転換技術は、学術研究から応用研究までよく利用されています。本研究ではヒトの非ステロイド性抗炎症薬であるテノキシカムが植物の免疫システムを阻害することで、植物の形質転換効率を向上する作用を示すことを発見しました。モデル植物シロイヌナズナ及びバイオ燃料の原料であるジャトロファにおいて、テノキシカムにより一過的形質転換効率の向上が確認できました。テノキシカム処理は簡易で安価な方法であり、本研究で試験した以外の植物種への利用も期待されます。
本研究成果は、10研究室の共同研究の賜物です。私が関わった研究の中で最も長期間費やした研究であり、着想から6年以上経って、ようやく世に出すことができました。研究内容は非常にシンプルなものの、この背景で生じた様々な経験により研究者として大きく成長させていただきました。共同研究者の皆様にはこの場を借りて深く感謝申し上げます。

原著論文はこちら
https://www.jstage.jst.go.jp/article/plantbiotechnology/advpub/0/advpub_22.0312a/_article/-char/ja

チームリーダー
市橋 泰範
Yasunori Ichihashi

チームリーダーが理研イノベーションセミナーで発表します

理化学研究所の研究成果を新たな事業の創出につなげ社会へ還元することを目指した共創活動の一環として、理研イノベーションセミナーが開催されます。
最近の研究動向として、研究成果からの社会還元が強く求められております。また多くの研究者は任期制という社会的な背景もあり、研究者を取り巻く状況は日々速度感が増しております。
一方で、学術研究や基礎研究には多くの時間を要するため、短期的な研究成果に惑わされてしまうことにより、根幹にある研究力の低下が危惧されております。
このような時代の研究者として、どんな行動をすべきか?模索する日々を過ごしておりますが、その解の一つとして、「学術研究段階の研究においても想像力を逞しくて未来ビジョンを描くこと」が大切だという考えに至りました。
本セミナーでの講演では、私が想像する未来について、企業の方と議論してみたいと思います。

理研サイトでの案内
https://www.riken.jp/pr/events/seminars/20220922_1/index.html

理研鼎業サイトでの案内
https://www.innovation-riken.jp/events/seminar14/

アシスタント
南部 真夕
Mayu Nanbu

成川研究員がオンチップ・バイオテクノロジーズウェビナーで講演します

当チームの成川恵開発研究員が「微小液滴技術を用いた有用微生物スクリーニングプラットフォームの開発」について、ウェビナーで2022年8月4日に講演いたします。
オンチップ・バイオテクノロジーズ社の開発したW/Oドロップレット選抜装置を用いて、農業に応用可能な有用微生物のスクリーニングを行う技術について紹介いたします。
ウェビナーのご登録はこちら:
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_X2FcnxiwS7-TJLUcT9uJdw

チームリーダー
市橋 泰範
Yasunori Ichihashi

日本の研究.comにて、市橋チームリーダーと成川研究員のインタビュー記事が掲載されました

当チームの市橋泰範チームリーダーと成川恵開発研究員が「ミリオン・スクリーニングで有益な微生物を探索!農業にイノベーションを起こす」というタイトルでインタビューを受けた記事が掲載されました。
「農業の問題解決における植物-微生物共生研究」から「研究者になったきっかけ」、「これから研究者を目指す人へのメッセージ」など、幅広い内容の記事になっております。
ご興味のある方は、是非こちらから記事へアクセスしてください:
https://research-er.jp/articles/tieup/view/92

アシスタント
南部 真夕
Mayu Nanbu

チームリーダーが超異分野学会のパネルディスカッションに参加しました

超異分野学会 東京大会2022で開催されたパネルディスカッション「エンジニアリング オブ 複雑発酵 −我が家の糠床は科学技術で完コピできるのか? −」に市橋チームリーダーが参加しました。

リバネス武田さんのモデレーターのもと、協和発酵バイオ株式会社の橋本執行役員と株式会社BIOTAの伊藤代表取締役とともに発酵のエンジニアリングの可能性について熱い議論が繰り広げられました。発酵を切り口に、テクノロジーや未来予想の話に展開しました。

当日の議論の抜粋がこちらから確認できます:
https://media.lne.st/contents/hic-tokyo202203-session5

アシスタント
南部 真夕
Mayu Nanbu

松本理事長がBRCに訪問されました

本日3/1に理研の松本理事長がバイオリソース研究センターに訪問されました。
実際に対面でお話できる機会は3度目でした。私が筑波に着任したとき、歴史に残る研究に全力投球するようにとご助言をいただきました。今でも常に意識している言葉です。
今回は自身の研究の世界的な位置付けや人類社会への貢献について語れるように、幅広い分野へと視野を広げることを大切にしてほしいと言われました。心に響く言葉でした。

理事長ご訪問

チームリーダー
市橋 泰範
Yasunori Ichihashi

農業生態系デジタル化研究から事業化に向けた共同研究を開始します

私たちがこれまで進めてきた農業生態系のデジタル化研究を社会に還元するプロジェクトを開始します。NTT西日本、福島大学、北海道大学、東京大学、筑波大学、大阪府立環境農林水産総合研究所、前川総研と事業化に向けた共同研究になります。このような取り組みは私たちにとって新たな挑戦であり、胸が高鳴る思いです。

ニュースリリースはこちらからご覧ください:
https://www.ntt-west.co.jp/news/2202/220221a.html

チームリーダー
市橋 泰範
Yasunori Ichihashi