私たちがこれまで進めてきた農業生態系のデジタル化研究を社会に還元するプロジェクトを開始します。NTT西日本、福島大学、北海道大学、東京大学、筑波大学、大阪府立環境農林水産総合研究所、前川総研と事業化に向けた共同研究になります。このような取り組みは私たちにとって新たな挑戦であり、胸が高鳴る思いです。
ニュースリリースはこちらからご覧ください:
https://www.ntt-west.co.jp/news/2202/220221a.html
私たちがこれまで進めてきた農業生態系のデジタル化研究を社会に還元するプロジェクトを開始します。NTT西日本、福島大学、北海道大学、東京大学、筑波大学、大阪府立環境農林水産総合研究所、前川総研と事業化に向けた共同研究になります。このような取り組みは私たちにとって新たな挑戦であり、胸が高鳴る思いです。
ニュースリリースはこちらからご覧ください:
https://www.ntt-west.co.jp/news/2202/220221a.html
植物微生物シンバオロジー協議会にて、第二回植物微生物シンバイオロジー協議会シンポジウム「植物微生物×オミクス」をオンライン開催しました。
【プログラム】
13:30-13:35 開会の挨拶(理化学研究所 環境資源科学研究所センター・白須賢 副センター長)
13:35-14:05 【将来ビジョン】(東京大学・岩田洋佳 准教授)
14:05-14:25 【最先端研究】(京都大学・杉山暁史 准教授)
14:25-14:45 【最先端研究】(早稲田大学・細川正人 准教授)
14:45-15:00 休憩
15:00-15:30 【活動紹介】(農水省土づくりコンソーシアム・大倉一樹 課長)
15:30-15:50 【技術紹介】(株式会社生物技研・中野江一郎 代表取締役)
15:50-16:25 総合討論
16:25-16:30 閉会の挨拶(株式会社 前川総合研究所・篠崎聡 代表取締役)
【総合討論】
以上、聴講いただいた方からぜひ今回の議論に関係する情報提供をいただけると幸いです。本協議会では定期的にシンポジウムを開催する予定ですが、シンポジウム外でもディスカッションしたいという声があればお問い合わせください。
理化学研究所は、医療検査機器の国内メーカーであるシスメックスとの共創契約を始めています。
理研との共創契約のプレス発表(2020年1月30日)
https://www.sysmex.co.jp/news/2020/200130.html
この枠組みからシスメックスと理研の技術交流会が11月に開催されました。この技術交流会では、シスメックスの開発者と理研のメディカル系の研究者・技術者が参加し、研究内容などのプレゼン交流、グループ討論を行って、技術マッチングや企業の開発マインドと理研の研究マインドの情報が共有されました。当チームの市橋は農学分野での研究開発を紹介する特別講演のスピーカーとして参加しました。
シスメックス・理研の若手研究者との交流から、医療と農学をつなぐ新たな研究領域を予感でき、有意義な時間を過ごすことができました。
私たちが目指す次世代型の農業ビジョンについて、調査季報「中部圏研究」のレポートで公表されました。
今回、本チームが進める国家プロジェクトでの研究開発について、第2回「農業の持続的生産とスマート農業」研究会にて発表させていただき、その内容をまとめてレポートで発表していただきました。
研究会に参加された農業経済の先生方から、「開発しようとしているデータ駆動型の技術により、日本農業における政策と現場のギャップを埋めることが期待される」と評価いただきました。
興味がある方、是非こちらからレポートを読んでいただければと思います:
http://criser.jp/research/kihou.html
2020年度まで本チームが進めた内閣府・SIP国家プロジェクトの研究成果の一部として、株式会社ユーグレナさんが注力する微細藻類ユーグレナを使った肥料に、作物の鮮度を保つ働きがあることを確認しました。
ニュースリリースについて:
https://www.euglena.jp/news/20210830-2/
植物微生物シンバオロジー協議会にて、第一回植物微生物シンバイオロジー協議会シンポジウム「植物微生物×イメージング」をオンライン開催しました。
<プログラム>
13:30-13:35 開会の挨拶(理化学研究所 環境資源科学研究センター・白須賢 副センター長)
13:35-14:05 【将来ビジョン】(龍谷大学 農学部・別役重之 准教授)
14:05-14:25 【最先端研究】(筑波大学・竹下典男 准教授)
14:25-14:45 【最先端研究】(Salk Institute for Biological Studies・登達也 研究員)
14:45-15:00 休憩
15:00-15:30 【活動紹介】(農業・食品産業技術総合研究機構・中島隆 理事)
15:30-15:45 【技術紹介】(Leica・長利卓 様)
15:45-16:00 【技術紹介】(Zeiss・佐藤康彦 様)
16:00-16:25 総合討論
16:25-16:30 閉会の挨拶(株式会社 前川総合研究所・篠崎聡 代表取締役)
<総合討論>
参考URL:
*1:https://www.leica-microsystems.com/jp/製品紹介/光学顕微鏡/p/cell-dive/
*2:https://www.leica-microsystems.com/jp/製品紹介/共焦点顕微鏡/p/stellaris-sted/
*3:http://jppa.or.jp/archive/pdf/69_11_68.pdf
*4:https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
本チームが進めるSIPおよびMSプロジェクトメンバーとともに理研ハッカソンの農学セッションを開催しました。事前公開シンポジウムでは東京農工大・千葉学長、農研機構・林先生、東大・岩田先生に話題提供をしていただきました。ハッカソンではマルチオミクスデータを使ったデータ解析やデータベース構築、統合モデリングの検討を行いました。一週間があっという間に過ぎた有意義な時間となりました。ご参加していただいた皆様、大変お疲れさまでした。来年度はオンサイトできることを願っております。
理研ハッカソンについて:
https://www.riken.jp/pr/events/symposia/20210322_1/index.html
持続可能な農業を実現するためには環境保全と食料生産の両立が必須であり、植物微生物学からの貢献が期待されています。近年の技術進歩により、植物微生物研究は植物科学及び農学分野で大きな潮流の一つとなっております。そこで今回の特集テーマでは、若手中堅研究者で構成されたコミュニティー内で議論を重ね、本学術分野でホットトピックスを俯瞰できる構成にしました。さらに将来の日本の植物微生物学を担う新進気鋭の研究者に各論の執筆を担当していただきました。本特集号により植物微生物学の“今”を知っていただき、新たな行動を始めるきっかけになれば幸いです。
総論 日本らしい植物微生物学/市橋 泰範
植物微生物叢の学術研究のトレンド/登 達也・中野 亮平
土壌圏の新たな微生物生態をあぶり出すメタトランスクリプトーム解析/増田 曜子・伊藤 英臣
植物微生物学の培養技術の現状と展望/菅野 学・佐藤 匠・亀岡 啓
土壌・植物微生物叢の中で行われるマメ科植物の根粒共生/川原田 泰之
植物病理学分野における土壌・植物微生物研究の現状と病害防除への応用展開/清水 将文
アグリバイオ 2021年1月号はこちら:
http://hokuryukan-ns.co.jp/cms/books/%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%80%802021%E5%B9%B41%E6%9C%88%E5%8F%B7/
SIP戦略的イノベーション創造プログラム(スマートバイオ産業・農業基盤技術)で私たちが進める次世代型農業を目指したフィールドオミクスプロジェクトの研究活動がNature誌で紹介されました。2021年度からはムーンショット型農林水産研究開発事業の枠組みに移行して継続していきます。
Nature誌での紹介記事はこちら:
https://www.nature.com/articles/d42473-020-00382-8
SIP第2期スマートバイオ産業・農業基盤技術についてはこちら:
https://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/brain/sip/sip2/about/index.html
ムーンショット型農林水産研究開発事業についてはこちら:
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/moonshot/moonshot.html
未来の環境や食について今、様々な研究や予測がされているけど、実際は未来になってみないとわからない。でもわからないからこそ「未来が、こうなったらいいんじゃないだろうか?」って言うような希望を考えておく必要があるんじゃないかと思う。
人間が考え得る事は全て実現可能と言われているから。
僕らは毎日毎日、様々な知識を蓄え、植物の共生という分野について考え、「研究」しているけれど、今回だけは頭の中を真っさらなキャンパスにして自由に未来の植物や食料についてのアイデアを思い描いてみました。
今回の取り組みは今から少し未来の2300年の世界植物、食料分野で活躍している架空設定の団体(企業)が一体どんな取り組みをしているかを考えてみました。
パートナーには美術作家の小島和人ハモニズムとアドバイザーとして前川総研の篠崎聡氏を加え、様々な知見を加えてアイデアを考えました。